北九州のガーデニング・エクステリア・外構工事、リフォームはアルスグリーンにおまかせ

コラム

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新築外構の費用相場は?価格帯別の事例と見積もりで失敗しないコツ

目次

新築外構の「費用相場」で後悔しないために

新築の家づくりも終盤、「さて、外構(エクステリア)はどうしよう?」と考え始めたとき、真っ先に気になるのが「費用」ですよね。

「新築外構の費用相場って、一体いくらなの?」「建物にお金をかけすぎて、外構に回す予算が不安…」「見積もりで失敗したり、損したりしたくない」

そんな疑問や不安をお持ちの方も多いはずです。

本記事では、北九州市で1991年から外構・エクステリア事業を手掛け、設計から施工まで一貫体制を強みとする「アルスグリーン」が、新築外構の費用相場で失敗しないための本質的なポイントを解説します。

ダークグレーのモダンな外壁が特徴の住宅外観。石調タイルの門柱にはポストとインターホンが設置され、木目調の玄関ドアへ続く3段の階段とコンクリートのアプローチが印象的。足元には岩と低木の植栽が配され、スタイリッシュなエクステリアデザインが際立つ施工事例。

なぜ同じような外構に見えても価格が大きく違ったり、後から「こんなはずじゃなかった」と後悔したりするのでしょうか?その重大な原因の一つは、費用の「内訳」の曖昧さと、価格が変動する「要因」を理解しないまま計画を進めてしまうことにあります。

この記事では、外構づくりで後悔しないために、

・最も多い価格帯「100万円~300万円」で具体的に何ができるのか?
・「建物本体の10%」という目安は本当か?
・「アプローチ」「駐車場」など主要な工事ごとの詳細な費用内訳
・「知らなかった」で数十万円損しないための見積もりの6つのコツ

など、あなたの理想の暮らしを実現するための「現実的な予算感」と「後悔しない計画の立て方」を、専門家の視点で詳しく解説します。ぜひ、失敗しない外構づくりの参考にしてください。

新築外構の費用相場はいくら?

新築時の外構工事(エクステリア)にかかる費用は、一体いくら準備すれば良いのでしょうか。結論から言えば、最も多い価格帯は100万円~300万円です。

ただし、これはあくまで「最多」の価格帯であり、工事内容や敷地の条件によって大きく変動します。予算組みで失敗しないためには、「一般的な相場」「費用の目安となる考え方」「価格が変動する要因」の3点を押さえることが重要です。

全体の相場は「100万円~300万円」が最多

新築外構の費用として、最も多くの方が実際にかけた金額は「100万円~300万円」の価格帯です。

ただし、これはあくまで幅広い目安であり、2025年時点のより実態に近い調査データでは「150万円~250万円」の範囲に集中しており、平均契約額は約203万円という報告もあります 。

もちろん、この価格帯には大きな幅がありますが、これは「外構で何をするか」によって必要な費用が全く異なるためです。

<100万円台のイメージ>
・駐車場(コンクリート舗装 1〜2台分)

・機能門柱(ポスト・表札・インターホンが一体)

・隣地境界の最低限のフェンス など

<200万円台のイメージ>
・上記に加え、カーポート、アプローチ(タイルや石張り)、デザイン性のある門柱、シンボルツリーなど

<300万円台のイメージ>
・上記に加え、ウッドデッキ、外構照明(ライティング)、デザイン性の高いフェンスや塀など

当然ながら、最低限の砂利敷きのみであれば50万円程度で済むケースもありますし、逆に素材にこだわれば400万円以上かかることも珍しくありません。

まずは「100万円~300万円」を一つの基準とし、自分たちが「絶対にやりたいこと」と「後からでもできること」を仕分けることが、現実的な予算を組むための第一歩です。

白い電卓と、白のミニチュアハウスがテーブルに並べられている。住宅ローン計算、マイホーム購入、不動産投資、家計の資金計画をイメージさせる。

目安は「建物本体価格の10%」という考え方

外構費用の簡易的な目安として「建物本体価格の10%」という考え方があります。

これは、建物の規模やグレードと、それにふさわしい外構(敷地の広さや見栄え)が比例しやすい傾向にあるため、昔から使われている概算方法です。例えば、建物本体価格が2,500万円なら、外構予算の目安は250万円となります。

ただし、この「10%」はあくまで目安です。なぜなら、外構費用は建物の価格ではなく、「土地の条件」(広さ、高低差、角地かどうか)に大きく左右されるからです。

「10%」は、住宅ローンを組む際の「仮予算」として参考にする程度に留めましょう。この目安を鵜呑みにせず、必ず早い段階で外構業者に見積もりを依頼することが重要です。

外構スタイル(オープン・クローズド・セミクローズド)による費用の違い

敷地をどのように囲うかという「外構スタイル」によって、費用は大きく変動します。一般的に「オープン < セミクローズド < クローズド」の順で費用は高くなる傾向があります。

オープン外構 門扉や塀で敷地を囲わない開放的なスタイルです。使用する資材が少ないため、費用を最も抑えやすいのが特徴です。(目安:100万円台~)

クローズド外構 門扉や塀、フェンスで敷地全体をしっかりと囲うスタイルです。プライバシー確保や防犯性に優れますが、資材費と施工費が高額になります。(目安:250万円以上~)

セミクローズド外構 両者の中間で、機能と開放感を両立させるスタイルです。必要な箇所だけ目隠しを設けるなど、コストバランスが取りやすいのが特徴です。(目安:150万円台~)

どのスタイルを選ぶかは、予算だけでなく、「プライバシーをどれだけ重視するか」「防犯性」「デザインの好み」によって決まります。家族のライフスタイルや立地条件に合わせて最適なスタイルを選びましょう。

新築外構の主な費用内訳と価格目安

外構費用の総額が100万円~300万円と聞いても、具体的に「何に」「いくら」かかるのか分かりにくいものです。

外構工事は「門まわり」「アプローチ」「駐車場」など、複数のエリア(工事)の集合体です。ここでは、主要な工事内容ごとの費用内訳と価格目安を解説します。予算を「どこに」「どれだけ」配分するかの参考にしてください。

緑の背景に白い電球のアイコンとミニチュアの家。省エネ住宅やエコな暮らしのイメージ。

門まわり(門柱・ポスト・表札)

門まわりは「家の顔」です。費用は「門柱のタイプ」で大きく変わります。

<機能門柱(既製品)>
ポスト・表札等が一体化したスリムな製品。施工が簡単で費用を抑えられます。(目安:工事費込み 10万円~20万円)

<造作門柱(オリジナル)>
ブロック積みやタイル貼りで仕上げるオーダーメイド。デザインの自由度は高いですが、費用は高くなります。(目安:工事費込み 30万円~50万円以上)

※これらは門柱単体の目安です。門扉やフェンスも含めた「門まわり全体」の工事としては、30万円~50万円程度が標準的な費用とされています 。

コスト重視なら「機能門柱」、家の外観とデザインを統一したいなら「造作門柱」と、優先順位を決めて選びましょう。

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アプローチ(玄関までの通路)

門から玄関までの通路で、歩きやすさや安全性も求められます。費用は「使用する素材」と「施工面積」で決まります。

<コンクリート(刷毛引き仕上げ)>
最も安価な選択肢の一つです。(目安:1㎡あたり 10,000円~20,000円)

<タイル張り>
高級感があり掃除がしやすい素材です。2025年時点の相場では、下地工事や施工費を含め「1㎡あたり 20,000円~」が現実的な目安となります 。

<乱形石(らんけいせき), 自然石>
風合いが魅力ですが、最も高価な選択肢の一つです。(目安:1㎡あたり 30,000円~)

<インターロッキング>
透水性がありデザイン豊富。(目安:1㎡あたり 18,000円~20,000円)

予算とデザインに加え、雨の日に滑りにくいかなど実用性も考慮しましょう。

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駐車場・カースペース(土間コンクリート・カーポート)

駐車場は、外構で最も費用がかかる項目の一つです。「地面の舗装」と「屋根(カーポート)」で構成されます。

<地面の舗装(土間コンクリート)>
耐久性が高く雑草も防げます。(目安:1㎡あたり 10,000円~15,000円) ※車2台分(約25~30㎡)で、約25万円~45万円が相場です。

<カーポート(屋根)>
雨や紫外線から車を守ります。(目安:ポリカーボネート屋根 1台用 20万円~ / 2台用 40万円~ ※サイズによる。施工費別途。)

砂利敷きでコストダウンも可能ですが、雑草対策や安定性を考えるとコンクリートが推奨されます。カーポートは後付けも可能です。

モダンな白い戸建て住宅の施工事例。透明なカーポートとデザインされた駐車スペース、木目調ルーバーの玄関アプローチが特徴の、機能的で統一感のある外構デザイン。

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境界・フェンス

隣地との境界や道路からの目隠しに設置します。費用は「設置する総距離(m)」と「フェンスの種類・高さ」で決まります。角地や敷地が広いと高額になりがちです。

<基礎(ブロック積み)>
フェンスの土台。(目安:2段積み 1mあたり 13,000円~)

<フェンス本体>
・メッシュフェンス:

最も安価。主に隣地境界用。(目安:1mあたり 6,000円~7,800円)

・アルミ形材フェンス(ルーバー等):
一般的な目隠し用。価格帯は広いですが、大手メーカーの一般的なモデル(高さ1m程度)の場合、工事費込みで「1mあたり 19,000円台~」となるケースもあります 。

「人目につく場所」はデザイン性を、「隣地境界」はコストを重視するなど、メリハリをつけるのが賢い方法です。

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庭・テラス(植栽、ウッドデッキ、人工芝)

庭は、ウッドデッキや芝生など、家族のライフスタイルを反映させるエリアです。

<ウッドデッキ>
「樹脂木(人工木)」と「天然木」があります。(目安:標準サイズ 20万円~40万円)

<テラス屋根>
洗濯物干し場としても実用的です。(目安:10万円~20万円)

<芝生(天然芝・人工芝)>
天然芝: 初期費用は安い(1㎡あたり 3,500円~)が、手入れが必要。

人工芝: 初期費用は高い(1㎡あたり 13,000円~ ※OKターフの場合。下地処理含む)が、メンテナンスフリー。

※この価格は下地処理(路盤)の工法や使用する芝のグレードによって大きく変動するため、必ず見積もりで詳細を確認してください。

<シンボルツリー・植栽>
家の象徴となる木や花壇です。(目安:シンボルツリー1本 3万円~10万円)

庭まわりは暮らしを豊かにする要素です。予算が限られるなら、まずは生活に必須な部分の品質を優先しましょう。ウッドデッキや人工芝は、将来の楽しみとして数年後に追加(リフォーム)するという計画の立て方も賢明です。

住宅の掃き出し窓の前に設置された一段ステップ付きの明るい木目調ウッドデッキと、その周囲に広がる鮮やかな緑の人工芝の庭。手入れが簡単で一年中美しいアウトドアリビング空間を実現。

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見積もりで失敗しない!費用を抑える5つのコツ

新築外構は高額な買い物です。しかし、見積もりの段階でしっかりポイントを押さえれば、無駄なコストを賢く削減できます。「知らなかった」で数十万円損するのを避けるため、プロが実践する5つのコツを伝授します。

1:工事内容の優先順位を決める

「あれもこれも」は、予算オーバーへの最短ルートです。まずは冷静になって、「絶対に譲れないもの(MUST)」と「あったら嬉しいもの(WANT)」に仕分けましょう。

例えば、「安全のための駐車場コンクリート」や「最低限の境界フェンス」「機能的な門柱」はMUST。「リビングから眺める豪華なウッドデッキ」や「おしゃれな間接照明」、「来客用の予備駐車場」はWANT、といった具合です。

MUST工事を優先して予算を確保し、WANT工事は「予算が余れば採用」「後からDIYする」「数年後にリフォームする」と割り切ることが重要です。優先順位が明確なら、見積もり時の「ここを削りたい」という交渉もスムーズに進みます。

2:シンプルなデザインや素材を選ぶ

外構デザインは、「凝れば凝るほど」高くなります。特に、アプローチや花壇のラインを曲線(カーブ)にすると、直線のデザインより手間(=人件費)と材料ロスがかさむため、高額になりがちです。

また、使用する素材のグレードも価格に直結します。例えばアプローチを、高級な自然石の乱張りにするより、シンプルなタイル張りやコンクリート刷毛引き仕上げにする方が、コストは大きく下がります。

全てを最高級グレードにする必要はありません。「人目につく門まわりだけ良い素材を使い、裏手は安価なメッシュフェンスにする」など、予算をかける場所と抜く場所のメリハリを効かせるのが賢い選択です。

3:DIYできる部分とプロに任せる部分を分ける

「自分でできることは自分でやる」はコスト削減の基本ですが、外構工事には「素人厳禁」の領域があります。

<プロに任せるべき部分>
・基礎工事、コンクリート打設、重量ブロック積み

・カーポートやウッドデッキの設置

・電気工事(照明、インターホン)

・その他、安全性や耐久性、高い技術が必要な部分

<DIYでも挑戦しやすい部分>
・砂利敷き(防草シート含む)

・簡単な花壇づくり、植栽(シンボルツリーを除く)

・芝生張り(天然芝・人工芝)

無理なDIYは、結局プロに手直しを頼むことになり、かえって高くつきます。「安全」と「仕上がり」を天秤にかけ、無理のない範囲で計画しましょう。

白いヘルメットと作業着の男性が、モダンな住宅の庭で書類に記入しながら女性の質問に答えている。新築住宅の点検、リフォーム、建築検査を行う専門家。

4:複数の業者から相見積もりを取る

これは鉄則です。面倒でも、必ず2〜3社から見積もり(相見積もり)を取りましょう。

1社だけでは、その金額が高いのか安いのか、妥当なのかすら判断できません。また、業者によって得意な工事やデザインの提案内容が異なるため、比較することで自分たちに最適なプランが見つかります。

ただし、目的は「一番安い業者」を探すことだけではありません。提案内容や担当者の対応、アフターフォローや保証内容まで含めて総合的に比較し、「適正価格で、信頼できる」パートナーを見つけることが重要です。

5:プランナーと職人の連携が取れた「責任施工」の業者を選ぶ

これは見落としがちな、しかし非常に重要なポイントです。契約を取る営業担当(プランナー)と、実際に工事する職人(多くは下請け業者)が別々の場合、「言った・言わない」のトラブルが起きがちです。

「プランナーは『できます』と言ったのに、現場の職人は『そんなの聞いてない』『このやり方じゃ無理だ』」となれば、工期の遅れや品質低下、最悪の場合は追加費用の原因になります。

その点、プランナーと職人の連携が密で、設計から施工まで一貫して管理する「責任施工(自社施工)」の業者は安心です。チームワークが良い業者は伝達ミスが少なく、現場でのトラブルにも迅速に対応できます。結果として、設計図通りの品質が担保され、無駄なコストも発生しにくいのです。

外構費用に使えるローンや補助金はある?

新築外構の費用は高額になりがちです。「現金(自己資金)で全てまかなうのは難しい」という場合、ローンや補助金は活用できるのでしょうか。

結論から言えば、「ローンも補助金も活用できる可能性がある」です。ただし、利用するにはタイミングや条件が非常に重要になります。最も一般的な「住宅ローン」から、後から使える「リフォームローン」、そして特定の工事で使える「補助金」について解説します。

白い家の模型、虫眼鏡、電卓、ペン、¥マークが配置され、「補助金」と書かれた吹き出しボードが手前にある。住宅購入やリフォーム、事業支援などの補助金制度の検討、情報収集、資金計画を象徴する。

住宅ローンに組み込む場合の注意点

外構費用を準備する最も一般的で有利な方法は、「住宅ローンに組み込んで一緒に借りる」ことです。

多くの場合、建物本体と外構工事はセットで「住宅取得費用」とみなされます。例えば、住宅金融支援機構の【フラット35】でも、外構工事費用(門、塀、車庫など)は住宅建設費の一部として認められています。

<メリット>
後述のリフォームローンより金利が圧倒的に低く、返済期間も長く設定できます。

<最大の注意点(デメリット)>
住宅ローンの本審査申し込み時までに、外構の見積書が(ほぼ)確定している必要があります。

家の間取りが決まった後、「外構は後で考えよう」と悠長に構えていると間に合いません。建物の引き渡し後に「やっぱり外構費用も住宅ローンで借りたい」は原則不可能です。家づくりと並行し、必ず初期段階で外構プランと見積もりを準備し、金融機関やハウスメーカーに「外構費も住宅ローンに含めたい」と伝えておくことが必須です。

リフォームローン(外構ローン)を活用する

「住宅ローンに組み込み忘れた」「引き渡し後にゆっくり外構をやりたい」「中古住宅を購入して外構だけリフォームしたい」という場合は、「リフォームローン(外構ローン)」が選択肢となります。

これは、銀行や信販会社が提供する目的別ローンの一種です。「外構ローン」という専用商品がなくても、多くの場合はリフォームローンで対応可能です。

<住宅ローンとの違い>
・金利は住宅ローンより高め(年2%〜5%程度が目安)

・返済期間は短め(最長10年〜15年程度)

・担保不要なケースが多く、審査は比較的スピーディー

・メリット:住宅ローンと切り離して、必要なタイミングで別途契約できます。

住宅ローンに比べると金利負担は増えますが、手元の現金を大きく減らさずに工事ができるのは大きな利点です。「後からカーポートだけ設置したい」といった追加工事にも利用できます。

国や自治体の補助金・助成金制度

外構工事「全体」を対象とした補助金は稀ですが、「特定の工事内容」に対して国や自治体が補助金・助成金を出しているケースがあります。

これらは工事の目的によって分類されます。(※2025年11月現在の情報例)

<防災・安全対策>
地震などで倒壊の恐れがある「危険なブロック塀の撤去・改修」費用。これは多くの自治体で実施されています。

<バリアフリー化>
玄関アプローチへの「スロープ設置」「手すりの設置」など。(介護保険の住宅改修費が使える場合もあります)

<環境(緑化)推進>
「生垣の設置」や「壁面緑化」「屋上緑化」など、一定基準以上の緑化に対する助成。

<その他>
自治体独自の「三世代同居支援」や、太陽光パネル設置(ソーラーカーポートなど)に関連する補助金。

これらの補助金は、申請期間や予算枠が厳格に決まっており、必ず「工事契約前」の申請が必要です。一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会の検索サイトや、お住まいの自治体の「建築指導課」「公園緑地課」などの窓口で、利用できる制度がないか事前に確認しましょう。

デザインとコストを両立する舗装技術

「費用は抑えたいが、ただのコンクリートでは殺風景で安っぽく見えてしまう……」 これは新築外構でよくある悩みです。アプローチや駐車場は面積が広く、ここの「見た目」が家全体の印象を左右します。タイルや自然石は高価ですが、コストとデザインの両立を目指す特殊な舗装技術を紹介します。

新築住宅の庭で、作業着の男性が女性にウッドデッキや家について指をさしながら説明している。専門家による住宅相談やリフォームの打ち合わせ風景。

アプローチをおしゃれにする「スタンプコンクリート」

スタンプコンクリートとは、柔らかいコンクリートの表面に「型(スタンプ)」を押し付け、天然石やレンガなどの模様を転写し、同時に着色も行う工法です。

本物の自然石やレンガを一つひとつ並べるのに比べ、大幅にコストを抑えながら、高級感のあるリアルな景観を作り出せるのが最大のメリットです。

<メリット>
・天然石の乱張りやレンガ敷き風の見た目を、低コスト・短工期で実現できる。

・デザインパターンやカラーバリエーションが豊富。

・下地は一体型のコンクリートなので、耐久性が高く、雑草が生える隙間もない。

<デメリット>
・施工できる業者が限られる(専門技術が必要で、業者の腕により仕上がりに差が出やすい) 。

・経年により色落ちする場合がある(数年に一度トップコートでの保護メンテナンスが推奨される)。

・素材や仕上げパターンによっては、雨の日に滑りやすくなる場合がある 。

「アプローチは豪華にしたいが、本物の石張りは予算オーバー」という方に最適な、コンクリートの「機能性」と石張りの「デザイン性」を両立できる技術です。

低コストで印象を変える「デザインスプレー」工法

デザインスプレーとは、既存のコンクリート床の上に「ステンシル(型紙)」を置き、その上から専用塗料を高圧で吹き付けてデザインを描く工法です。

この技術の最大の強みは、「リフォーム」や「リメイク」に圧倒的に強いことです。

<メリット>
・既存のコンクリートを壊さず、その上から施工できる。

・コンクリートを「はつる(壊す)」費用や廃材処分費がかからないため、工期が短く、非常に低コスト。

・「新築時のコンクリートが汚れてきた」「飽きた」という場合に最適。

<デメリット>
・表面数ミリの層でのデザインのため、スタンプコンクリートに比べ耐久性はやや劣ります(重量物の落下などで欠ける可能性)。

新築時にあえて最低限のコンクリート舗装だけしておき、数年後にこの工法でリメイクする、というのも賢いコスト管理術です。

まとめ:後悔しない外構計画は「費用」と「業者選び」が鍵

いかがでしたでしょうか?ここまで新築外構の費用相場や、見積もりで失敗しないコツについて解説してきました。

結論として、「後悔しない外構」とは、単に費用を抑えることではなく、「自分たちの理想の暮らしの優先順位」を明確にし、それを「適正価格で形にしてくれる信頼できるパートナー(業者)」を見つけることによって初めて実現します。

どれだけ素晴らしいプランも、見積もりが不明瞭だったり、設計と現場の連携が取れていなかったりすれば、「その価値を発揮できず」、予算オーバーや品質トラブルの原因になりかねません。だからこそ、施主として「設計から施工まで一貫して管理(責任施工)しているか」「地域での実績は豊富か」といった視点で、業者を見極めることが不可欠です。

アルスグリーン株式会社のスタッフ4人が、会社の入り口前で笑顔で並ぶ。スーツ姿の男性代表、制服の女性社員、カジュアルな服装の男女社員が写り、背景には観葉植物が飾られている。

私たちアルスグリーンは、1991年から北九州市で、まさにその「一貫体制」を強みとしてきました。設計と現場の連携が取れているからこそ、プランの品質に責任が持てると考えています。

新築外構は「価格」だけで選ぶものではありません。まずは豊富な実績を持つ私たちに、あなたの理想のイメージをお聞かせください。

【この記事の監修者】

アルスグリーン株式会社 代表取締役 森永 武

一級土木施工管理技士 / 一級造園施工管理技士 / 一級エクステリアプランナー

1999年のアルスグリーン株式会社設立以来、代表取締役として北九州エリアの外構・エクステリア工事に従事しております。
一級土木施工管理技士などの専門資格を保有し、長年の経験と実績を通じて、多くのお客様の庭づくりを実現しております。長年の施工実績から得られた、お客様の疑問や悩みを解消する有益な情報をお届けしてまいります。

■ 北九州のエクステリア、外構工事なら「アルスグリーン」へ

アルスグリーンでは、下記のようなポイントを大切にしながら、お客様から依頼されたエクステリア(新築・リフォーム)づくりを行っております。

✓自社設計自社施工のスピード感
✓ご提案の幅の広さ
✓丁寧なコミュニケーション

気になることがあれば、いつでもご連絡ください!

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